メディア・アートピア2026Artopia 30th Anniversary
無神経人類の心理実験38類
ABOUT
2020年から過去3回にわたって栄で開催され大盛況だった『注文の多いからだの錯覚の研究室展』が、新たに「即錯フェス」として生まれ変わります!
即錯とは、コンピュータを使わない簡単な仕掛けで、大人も子供もすぐに体験できる「からだの錯覚」のこと。小鷹研究室asはこれまでに、手や耳の皮膚をびよーんと引き延ばす錯覚など、オリジナルの即錯を多数発表し、NHK番組『おはよう日本』や、雑誌『子供の科学』などで大きく取り上げられてきました。今回は、こうした即錯をこれまで以上にフューチャーし、鏡やゴム、紙、マグネット(新作!)、スライム、影など日常的な道具を使ったさまざまな錯覚を一気に体験できる展示を開催します。気に入った錯覚は、学校へ、職場へ、自宅に持ち帰って、まわりのみんなをびっくりさせてしまおう!
即錯に加え、VRゴーグル(HMD)を使って頭の中でボールを転がすXR体験、手や頭の中に手を入れられるXRAY錯覚、じわじわと不思議に浸されていくアート体験など、おなじみの小鷹研究室asコンテンツも目白押し。恒例のオリジナル即錯Tシャツも新作を多数用意してお待ちしています。
SCENE





EXPERIMENTS
実際の身体のカタチや約束事に対してとことん無神経になること、そうすれば自ずと向こう側から錯覚は降ってくる! 未来の人類は、今よりもずっと日常的に、心と身体の配線を入れ替えて、色々な身体のカタチを経験しているはず。即錯フェスでは、まだ誰も知らないオリジナルの無神経実験が38種類。ひと足先に、未来の無神経人類になってみよう!
01スライムの皮膚のばしスライムハンド錯覚2021
02ブッダの耳のばしブッダ耳錯覚2022
03四足人間変身2025
04あたま開きXRAYHEAD Garden2024
05音の肘先オトヒフ2023
06あたまコピーライトCopylight Hemispheres2025
07薬指のクーデターダブルタッチ錯覚2021
08四本指のばしダブルスクラッチ・Four-fingers Stretch2018
09じぶん観測あなたは今、しています2021
10指虫ボディジェクトの指2018
11目玉はじきEyeball Toy2025
12あたまリスニング音響マグネット効果2025
13あたまモスキートBeing Mosquitone2024
14じぶん溶接自己溶接錯覚2024
15小指のしもやけGhost Pinkies/幽霊との対面2024
16目玉リールEyeball Toy2025
17マグネットの指Untitled2026
18マグネットの耳Untitled2026
19マグネットの毛先Untitled2026
20音の髪先Untitled2026
21あたまたま転がしQuad Hemispheres2026
22ダーツの耳Untitled2026
23ダーツヘアUntitled2026
24スライムの髪先スライムヘッド錯覚2026
25タブレットの手Untitled2026
26巨大耳の発光In-Head Particle ASMR2026
27自画崩壊おばけドローイング2015
28軟体生物ハンド軟体生物ハンド2015
29頭すっぽんHead Popping Illusion2018
30手の中に豆苗XRAY-Scope2021
31指ねじりねじりUntitled2025
32両手の大混乱蟹蟹の錯覚2014
33つきゆびふとゆび芋虫の錯覚2019
34耳床ぺったんBehind Buddha2025
35背面腕のばしBack Hand Lock Helper2020
36カニカニの指蟹の錯覚2018
37会ったことのない同居人Untitled
38天井を見降ろす重力反転錯覚2018
39*皮膚ねんど皮膚ねんど2021
40*ゴムゴムの巨大三つ編みラプンツェル錯覚2026実験の様子は、動画でも随時公開しています。#無神経実験38類
LABORATORY
『からだの錯覚』をテーマの中核に据え、「いまここ」を舞台とした「とりかえしのつかない遊び」を探究する研究室を主宰する小鷹研理は、2019年に認知科学会より野島久雄賞を受賞。2023年に講談社ブルーバックスより『からだの錯覚』を上梓。24年には『身体がますますわからなくなる』(大和書房)を出版。これらに前後して、雑誌『子供の科学』で巻頭特集、NHK『おはよう日本』での特集、ドキュメンタリー科学番組『フロンティア』への出演など、様々なメディアで「からだの錯覚」が紹介される。
asは注釈(アスタリスク)の略。院生数人の小規模のラボ形態を維持しながら、斬新な錯覚装置を多数設計し、毎年国内外の様々な展示に出展するだけでなく、自らも錯覚展示を定期的に企画する。
2017年以降の10年で、アジア最大のコンピュータ技術の祭典「Siggraph Asia」で11の錯覚装置を出展し、2022年と2025年にXR部門の最高賞を受賞。国内でもXRクリエイティブアワードにおいて5作品がファイナリストに選出されるなど、XRシステムによる錯覚設計において確固たる実績を持つ。また、世界錯覚コンテストでは2019年より4大会連続で、のべ5作品がトップテン入りを果たす。
体験型展示として、2016年に名古屋市科学館、2023年に旭川市科学館の「からだの錯覚まつり」、2025年には稲盛財団「こども科学博」(京都・みやこめっせ)に参加。全国各地で、オリジナルの錯覚を来場者が実際に体験できる機会を提供している。アートの領域では、2021年にICC(東京・新宿)で「小鷹研究室の錯覚論争2016-20/頭部解放宣言」を半年間にわたり開催。2023年には「わたしの身体は心になる?」展(東京・有楽町)や「科学と芸術の丘」(千葉・松戸)に出展するなど、首都圏でも継続的に活動を展開している。
2015年より、5年連続で研究室展示『からだは戦場だよ』をビッカフェ(岐阜・柳ヶ瀬)で開催し、新作の錯覚体験をいち早くデモとして実験的に公開するスタイルを確立。2020年より「名古屋電映博」のフォーマットに引き継ぎ、栄を舞台に「注文の多いからだの錯覚の研究室展」を2年毎に開催。錯覚体験に加え、多様な分野のゲストを呼ぶトークイベントを企画。古谷利裕・谷口暁彦・水野勝仁・伊藤雄馬・大山顕・金井学などが登壇。
2026年よりreshapedbodyのアカウント名でInstagramを開設。10秒に満たない複数の錯覚動画の視聴数が一千万を超えるなど、わずか数ヶ月でフォロワー数が2万を超える。錯覚現象を翻訳なき「出来事/事件」と位置付け、文化を超えた身体への感染を広げている。
『からだの錯覚』
脳と感覚が作り出す
不思議な世界
小鷹研理 著
(講談社ブルーバックス, 2023)
これまでに手がけた錯覚装置・作品の数々
GOODS
会場では、恒例のオリジナル即錯Tシャツも新作を多数用意してお待ちしています。
ACCESS